カテゴリ:レオン( 2 )
お悔やみの言葉、ありがとうございます。




レオンのために大勢の方からお心のこもったお悔やみの
言葉、思いやりにあふれた励ましのメッセージをいただき
ありがとうございました。御礼申し上げます。

レオンと同様、外で過酷な環境で生きている猫たちを1匹でも
幸せにしてやることがレオンへの供養にもなるのではないかと
思います。

ゆっくり前向きに進んでいきたいと思いますので、みなさま、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。



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by akaneiona | 2007-06-30 13:49 | レオン
レオン、安らかに




悲しいお知らせがあります。
2週間前に里子に出た茶トラの子猫レオンが23日昼過ぎ、
亡くなりました。あまりにも突然の早すぎる死でした。

亡くなってから丸5日経つのに正直、未だに気持ちの整理がついて
いません。悪い夢でも見ているのではないか、レオンはひょっこり
また戻ってくるんじゃないか、と未だに信じられない気持ちです。


どうしでこんなに早くに駆け足で逝かなければならなかったのでしょう。
お届けした時も臆することなく、部屋中を楽しそうに探索し、里親
さんに抱かれ、うちにいる時よりもリラックスした表情でくつろいで
いたレオン。里子に出て2-3日で里親Iさんご夫妻のベッドで一緒に
寝るようになり、最初は敬遠されていた先住猫の龍之介ちゃんとココ
ちゃんとも仲良く3猫団子をつくれるようになり、レオンにはまだま
だこの先、たくさんの幸せが待っていたというのに・・・早過ぎます。



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食欲がなく、様子がおかしいのに気づいた里親さんが、直ちに夜間
診療のできる獣医さんに連れて行って下さったのが20日の晩、そこで
体重の急激な減少が判明し、翌日即座に医療設備が整った、かかりつけ
の病院に入院させてくださいました。病院の院長先生は、経験豊富で
腕の良い、その上ハートも熱い先生で、レオンを助けるために最後
の最後まで諦めずに手を尽くして下さいました。



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レオンが入院して3日目の23日、里親さんご夫妻と待ち合わせて一緒に
レオンの面会に行く予定でしたが、その朝、容態が急変し、10時前に私が
駆けつけた時にはレオンは医療機器がたくさん並んだ病室に酸素マス
クをつけられた痛々しい姿で横たわっていました。一足先に到着されていた里親さんご夫妻は泣きはらした顔で診察台の上のレオンをさすりながら、必死に「レオンがんばれ、レオンがんばれ」と交互に声をかけ続けて下さっていました。「神様、レオンをどうかお助け下さい」と心の中で祈りながら、泣き崩れそうになるのを必死でこらえ、里親さんと3人で「レオン、レオン」と呼びかけ続けました。



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その間も院長先生と助手の先生、それにベテランの看護師さんが
入れ替わり立ち代わり、ほとんど付きっきりに等しい状態でさまざ
まな注射や点滴を施し、つらくないように体位を変え、電気マットや
氷枕を使ってきめ細かに体温調節して下さっていました。

体重が激減したにもかかわらず、それほど痩せたようには見えま
せんでした。触れてみても毛ヅヤもよく、ふわふわしていて、表面
的にはそんな重篤な状態に陥っているようにはとても見えません。

みんなの祈りが通じたのか、昼過ぎには体温も安定し、最初は弱々
しかった呼吸も徐々に落ち着き、顔に赤みが戻り、身体をモゾモゾ
動かし、レオンと呼びかけると「ニャア」と何度か答えるまでにな
りました。助かった、峠を越えたと思いました。

ところで先生が酸素マスクが外してから数分後、レオンは身体を
痙攣したように弓なりに反らせたかと思うとぐったりし、それきり
動かなくなりました。先生が駆けつけ、緊急の蘇生処置を施して
下さいました。「レオンが死ぬなんて、そんなバカな。レオン、
どうか生き返って」と必死に祈り続けました。でも再びレオンが
呼びかけに応じることはありませんでした。脳死状態に陥ってから
約1時間半、瞳孔が開き、もう奇跡が起こることはないとわかって
いても、心臓が最後の動きを止めるまで里親さんご夫妻はもちろん、
先生と看護士さんもずっとレオンに付き添って最後を看取って下さい
ました。



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最後まで手を尽くしてくださった院長先生の診断では、生まれつき
脳の小脳や脳幹に問題があって神経系に異常をきたしていたのでは
ないかとのことでした。もちろん小さな身体で弱っている状態では
麻酔をかけて脳のCTを撮るなどの精密検査はできないため、確定
診断ではありません。猫が急死した場合、よくFIPが疑われます
が、全ての検査ができたわけではないものの、症状や検査データから
はFIPを疑うものはありませんでした。

「レオンちゃんをおうちに連れて帰りますか?」と聞かれ、里親さんは
連れ帰ると亡骸を永久に手離せなくなってしまうから、とレオンの亡骸を清
拭していただき、そのまま3人でペット霊園へ向かい、手厚く個別火葬を
していただきました。


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里親さんには何から何まで良くしていただき感謝の一言に尽きます。
それとともにレオンを里子に迎えていただいて早々、つらく悲しい
思いをさせてしまい、レオンとの悲しい別れが訪れるのがわかって
いたら里子には出さなかったのにと本当に申し訳ない気持ちでいっ
ぱいです。一番つらい思いをなさっているのは里親さんなのに、その
後も心優しいお気遣いのメールをひんぱんにいただき、逆にこちらが
励まされているほどです。




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乳幼児突然死症候群で赤ん坊を突然、失くされた親御さんの悲痛な
手記を読んだことがありますが、元気だった幼な子レオンを突然失く
されたことは、里親さんご夫妻にとり筆舌に尽くし難い悲しみだと思い
ます。でも里親さんは泣いてばかりいてはレオンが安心して天国へ
いけないから、と歯を食いしばって前に進もうとしていらっしゃいます。



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たった10日間という短い間でしたが、レオンを家族に迎えて下さった
里親さんご夫妻は、レオンを我が子として慈しみ、レオンにあふれん
ばかりの愛情を注いで下さいました。レオンのことをかけがえのない
我が子として愛してくださり、本当に本当にありがとうございました。
短期間でも人間に愛される幸せを味わうことができてレオンは幸せ
でした。レオンは最後にニャアと呼びかけに答え、ママとパパにあり
がとうと感謝しながら旅立ったと思います。

いつまでもレオンの死を受け入れられずに悲しみを引きずっていては
レオンの魂が浮かばれないと思い、私も短い間ではありましたが
レオンとともに過ごした幸せな時間を思い出し、手元にあるレオンの
写真を見ながらレオンの冥福を祈り、遺影に手を合わせる日々です。



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以下、里親さんからいただいたお便りをご紹介させていただきます。

昨日は、わざわざレオンに会いにきていただき
最後まで立ち会っていただいて、本当にありがとうございました。

レオンは残念な結果になってしまいましたが
私たち夫婦のところへ駆け足でやってきたレオンの存在の意味が
今はよく分かる気がします。

本当は、これからたくさん遊んであげて愛情もたっぷり
かけてあげたかったけれど・・・。
もうそれはできなくなってしまいましたが、私たち夫婦にとって
レオンは特別な存在でした。

昨日、夫婦でレオンの話をしたのですが、レオンが来た日から
レオンの大きくなった姿を想像できなかったよねと。

なんとなく、どこかでレオンの運命を受け入れていたのかも
しれません。

小さな小さなレオンの最後を3人で看取ることができて
よかったと思います。

昨日の夜、レオンの存在を感じました。ふとした瞬間
左手にレオンの感触があったのです。
あのフワフワした輝く茶色の毛が確かにありました。
眠れなかった私を、レオンは優しく眠りに導いてくれました。

どこまでレオンは優しい子なんだろう。
そう思いながら何も夢も見ず、朝を迎えることができました。

我が家には、リュウもココもいて彼らの存在が今は
私たち夫婦にとっては、救いでもあります。

いつかまたレオンに会えることを信じて。
頑張って生きていこうと思います。
Sさんと結び付けてくれたレオンに感謝して。





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          ママさんの腕に抱かれるレオン



レオンは肉体は失ったけれど、魂は今も大好きな里親さん
ご夫妻のそばに一緒にいるような気がします。


少しでも多くの人にレオンの生きた証を見ていただけたら・・・と
里親さんからご許可を得ましたので、レオンのことを記してくださった
里親さんのブログロビンソン☆Happy Lifeもぜひあわせてご覧下さい。
これまで応援してくださった皆さまにもレオンを冥福を祈っていた
だけましたら、これほど嬉しいことはありません。

レオン、助けてやれなくてごめんね。
短い間だったけどありがとう。
レオン、安らかに。



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by akaneiona | 2007-06-28 16:24 | レオン